茅葺古民家・自然処は平井酒造(岐阜県御嵩町)の先代が50年前に建てた隠居小屋

茅葺古民家・自然処
御嵩町内を走る国道21号線沿いに、ひときわ目を引く建物があります。
日本昔話に出てくるような茅葺屋根の小さな建物です。
「和カフェ自然処」として営業中の建物です。
建物は昭和40年代に建てられた建物だそうです。
自然処の向かい側にある「平井酒造場」の先代が、酒樽などの廃材を用いて遊び心で建てた建物だそうです。
材木に廃材を使用しているため、築年数は50年程ですが、柱や壁板などは100年は経過しているものと思われます。
向かいの平井酒造場の創業が明治2年との事なので、廃材自体は150年以上の歴史を持った廃材という事になります。
囲炉裏の煙で煤けた茅葺古民家・自然処の店内は何故か懐かしさが蘇る

茅葺古民家・自然処の囲炉裏で煤けた店内
茅葺古民家・自然処の建物内部は囲炉裏の煙で煤けています。
炉端焼きや串焼きなどの店も煤けていますが、そのような感じです。
出生が昭和30年代までの世代であれば、幼い頃に目にしたであろう懐かしい光景です。
プロパンガスが本格的に普及したのが昭和30年代なので、その当時までは全国的に調理の燃料は「薪」でした。
今では扱う事もありませんが、業種の分類として「薪・薪炭」業者が各地域に存在していました。
薪は自前で集めるか、業者に運んでもらう事になっていました。
私の家でも冬場になると、地元の人達で共同所有する裏山に入り、大八車で切り倒した木を運んでいました。
それをノコギリで切断し斧で割り乾燥させて燃料として使用していました。
米を炊くのも、味噌汁を作るのも全て薪や炭で、家の中は煙で充満していたものです。
どこの家でも炊事場は薄暗くこのように真っ黒に煤けていたものです。
昭和年代に製作された映画の中で電気釜やガス器具、タイル張りの流し台などのシーンがありますが、あれは昭和30年代以降の事です。
茅葺古民家・自然処の自然薯とろろめし定食がとても美味しい

茅葺古民家・自然処・自然薯とろろめし定食
茅葺古民家・自然処の女将さんは平井酒造場の旦那さん奥さんです。
下記のサイトで案内されています。
平井麻美子さん|岐阜で活躍する女性の紹介|ぎふジョ!
お店への来訪客は女性客が多いようです。
私がお邪魔した時は車が5台ほど駐車していましたが、全て愛知県ナンバーでした。
アベックが1組、家族連れが1組、若い女性二人連れが3組でした。
メニューは色々ありますが、やはり人気はとろろめし定食です。
出汁がきいた自然薯のほんのり甘い味わいに
お腹も充分満足です。

茅葺古民家・自然処
自然処・メニュー
とろろめし定食:1380円
おそうざい定食:680円
とろろそば:1080円
その他各種あります
※料金は2023/4現在
和カフェ 自然処(じねんじょ)
岐阜県可児郡御嵩町中切1381-1
0574-50-1025
営業は平日
営業時間は昼前後
※注:トイレは和式です。
