多治見虎渓山・灯屋の始まりは呉服商から、穀物小屋を移築再生

多治見虎渓山・灯屋・店内
多治見市及びその周辺地域である東濃地域は日本屈指の陶器の産地です。
全国へ出荷されるおよそ6割の陶器がこの地域で生産されています。
また陶磁器は明治以降から戦前にかけては貴重な外貨を稼ぐ、絹織物と並ぶ輸出産業品でした。
戦後は戦争から復興の過程で食器の需要が一気に増えました。
昭和30年代後半までは、冠婚葬祭は各家庭で行われる事が多く、家庭や地域ではこの行事をこなすために大量の食器が保管されていました。
これらの陶磁器の普及を下支えしたのが陶器商です。
明治時代は輸出、戦後は国内向けの需要に多治見の陶器商は大いに栄えました。
陶器商はただ儲けるだけでは無く、地域にも恩恵を与えました。陶器商の旦那はお茶屋遊びなどにお金を使いましたが、女将さんは好きな着物にせっせとお金を使いました。
女将さんは着物の購入にかなりの金額を使ったようです。
でも、時代が変わり昭和40年代なると女将さんが集めた着物も着る機会が減ってしまいました。
灯屋はその当時呉服商を営んでいましたが、こうした需要の無くなった着物を引き取る事にしました。
穀物小屋を移築再生した今の灯屋において「無何有之郷」として古着物として提供していました。
これは、灯屋が開業した次の年の話しです。
現在は「好日舎」としてCafe灯屋の横にお店を構えています。
多治見虎渓山・灯屋の最大の特徴は、食器や調度品が大人の味わいを感じる

多治見虎渓山・灯屋・店内・ステンドグラス
灯屋の建物は、昭和後期に穀物小屋を移築し再生した古民家です。
古民家とは?本来は江戸時代から昭和初期までの間に作られた伝統工法の家を指します。
この時代に建てられた建物は、木の接合部に金物を使用せず、ホゾなどの木口や継手によって組まれています。
見た目は日本家屋で古民家のような感じの建物が沢山ありますが、昭和50年代以降に建てられた家は在来工法で建てられています。
そこには地震対策などの防災上の問題もありますが、伝統工法はとても手間がかかるため建築費がかさんで一般住宅でこの工法で建てられる事は今ではほとんどありません。
しかし、在来工法であれ塗装などで古さは出せますので古民家の雰囲気を味わう事は出来ます。
灯屋の建物は在来工法で建てられた「なんちゃって古民家」ですが、それより灯屋で使われる食器や何気なく飾ってある調度品に注目しましょう。
よく見ればがすべてが高価な大人の味わいを感じます。
本物という言い方も可笑しいのですが、ガレランプがあちらこちらや何とトイレに置いてあったり、マイセンのコーヒーカップでコーヒーが
頂けたり、高級ホテルへでも行かないと、日常生活ではお目にかかる事の無い製品が溢れています。
目利きが出来る方ならば、店内は高価な品物で溢れかえっている事に気づくと思います。
これが灯屋の最大の特徴です。
なるほど・・大儲けした多治見の陶器商のご婦人方を相手に伊達に商売をしていただけでは無かったようです。
多治見虎渓山・灯屋にて、マイセンのブルーオニオンスタイルで頂くコーヒーの味は?

多治見虎渓山・灯屋・店内・マイセンコーヒーカップ・ブルーオニオンスタイル
多治見虎渓山・灯屋でいただくコーヒーは一杯毎ドリップで淹れた本格的なものです。
これを当たり前のようにマイセンのコーヒーカップで頂けるのですが、当然ながら味が変わるわけではありません。
しかし気持ちは高揚します。
コメダコーヒーのマグカップにチンチンのしかも溢れるほど注がれたコーヒーを頂くのとはわけが違います。
両者には経過する時間が全く異なるように感じます。一方は時計を見つつ経過時間を気にしたり、もう一方は時計を見ることも無く、経過時間も
まったく気にする事は無く時間を楽しむかのような雰囲気です。
どちらがどちらとは言いませんが・・
でもねこんな話があります。・・・
ある男性がゴルフが好きな女性を紹介され、ゴルフの待ち合わせ場所として「コメダ」を指定しました。
女性は一度来訪した事のある「灯屋」を指定していました。
要は女性が男性の品定めをしたわけです。
灯りやで待ち合わせをするのか?それともコメダで待ち合わせをするのか。
男性は実利派でコメダのコーヒーの量を強調、女性は灯りやの雰囲気を選択したわけですが、結果は男性がコメダの量という実利を重ねて強調したためゴルフデートは実現するに至らなかったようです。
この話が理解出来ればあなたは立派な大人です。
多治見虎渓山・灯屋のメニュー、頂けるコーヒーの種類が多様
BLEND COFEE
灯屋オリジナルブレンド:550円
浅煎ブレンド :550円
深煎ブレンド :550円
LOHAS COFEE
有機栽培グァテマラ :550円
有機栽培メキシコ :550円
有機栽培ハイチアラビカ:600円
STRAIGHT COFEE
コロンビア・スプレモ :550円
ブラジル・サントス :550円
エチオピア・モカ :600円
キリマンジャロAA :550円
マンデリン :550円
ドミニカ :600円
クリスタル・マウンテン:650円
ブルーマウンテンNO1:700円
※2021/5現在
コーヒー以外のメニューも豊富です。

虎渓山・灯屋・入口
多治見虎渓山・灯屋
多治見市虎渓山町3-100
0572-25-0515
9:00~18:00
モーニング9:00~11:00
年中無休
虎渓山灯屋
